貯金は選択肢を広げてくれる
貯金額について、具体的な目標額というものはなかったけれど、目標がなくても使うより貯める方が楽しいと感じていた。もしかしたらそれは、手取り額が少なかった為かもしれないし、生来の性格なのかもしれない。しかし、仕事を辞めることが頭をよぎった時、比較的直ぐに行動に移せたのは、仕事をやめても少しくらいの期間は働かなくとも生活できるくらいの貯蓄があったからだと遅ればせながら気づいた。例えば今すぐに仕事を辞めることは考えていなくても、当面の生活資金が貯金されているという事実が頭の隅にあるだけで、大分心穏やかに過ごせる。なにしろ、何かがあった時には(心が疲れた時、体調を崩した時、何か新しいことを始めようとした時等)直ぐにでも辞められる/始められる!という実行の切り札ができるから。それに、自分で働いてコツコツと貯めたお金でそういった選択肢を持てるという多少の自信も付く。
貯金がなければいけないという事ではないけれど、もちろんあるに越したことはない。貯金があることで、自分の行動の選択肢が広がる上にお金に対してのストレスも多少減る。とはいえ、低収入の場合(私も該当する)毎月同額を貯金するのは難しい。家賃や光熱費、食費で給与の大半が消えてしまうから。何より、友人との交際費や家族へのプレゼント代等、イベントがある月にはマイナスになる事すらある。思うに、大切なことは月々決まった額を必ず貯金するという決まり事を作らないことかもしれない。厳しいルールを課すと継続が難しくなるからだ。少額でも、貯金が出来ない月があっても構わない、とにかく継続するという事が大切なのだと思う。結果的に塵つもで前年よりも貯金額が多少増えれば良い、そんな心持ちでなければ続かない気がする。
お金の使い方
元々自宅で一人の時間を過ごすことが好きだった事も、細々と貯蓄ができた要因の一つかもしれない。何しろ、晴れの休日でも出かける必要がなければ家から一歩も出たくないのである。そんな調子なので、ジムへ入会していた時も駅前に教室があるにも関わらず、雨が降っていると外出する気が起きずに結局家で過ごし会費を無駄にしていた。そういった活動をする際には、飛び込みokな教室に友達と一緒に行く約束をする、それが私には運動を楽しめる一番の方法だと今ならわかる。と格好をつけてみたところで、そんな機会は半年に1度あるかないかなのだけれども。。
【生活費以外でお金を使うもの】
- 友人との交際費(カフェ代、ご飯代等。会えるのは数ヶ月に1回というようなスパン)
- 友人、家族へのプレゼント代(母/父の日、誕生日等)
- 私物(洋服や靴等 洋服は年に3着程、靴は滅多に購入しない)
- 旅行(国内:年1回主に1泊2日 海外:2023年までの10年間で7回 1週間程)
【あまりお金をかけないところ】
- カフェ、コンビニ(自宅で過ごすのが好きなので、カフェに至っては一人で立ち寄ることはない)
- 食費(食にあまり拘りがないので質素。夕食の定番は納豆ご飯とお惣菜1品)
- 美容代(化粧品類はドラッグストアで購入できるものを使用。)
- ジム代(月4回のピラティスも、月1回行けば御の字という位に続かないので辞めました)
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