会社を辞めたら即実感。それは税金。

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感傷に浸っている場合ではなかった。 

 私は会社を辞めるまで、転職をした経験がありませんでした。そのため、いざ辞めるとなった時には少なからず虚無感やら感傷やらに浸る気持ちでおりました。が、そんなセンチメンタルな気持ちを一気に吹き飛ばしてくれたものがありました。それは、税金!でございます。

※お金に対して無知である私がハッとした事を綴った独り言のような内容です。税金対策等の専門知識は含まれておりません。予めご了承くださいませ。

いや、確かに高いとは思っていたさ。

 毎月の給与明細、皆様も厚生年金やら社会保険料やら毎回目にしている事と思います。かく言う私も確かに見ておりました。そして、その度にガッサリ税金引かれているなとは思っていました!思っていましたけれども、いざ会社を辞めて国民年金への切り替え作業やら退職した月からの税金の請求書諸々に対面すると、、改めて驚愕しました。なんというか、会社員時代は給与からの天引きでしたので、<臭いものに蓋>ではないですが目を細めてチラ見程度で済ませていたところがありました。考えると虚しくなるので、事実に真っ向から直面するのが恐ろしく自然と目を背けていたのかもしれません。(時として、都合の悪いものは都合よく見えない。)

 当然ながら、会社を辞めると税を納める作業は全て自分で手続きをしなくてはなりませんので、遅かれ早かれ各請求書の束と対面することになるのです。もう蓋はできませんし、薄目も効果はありません。退職後は前年の給与をベースに請求金額が決まるケースが多いと思いますので、実質無職になる場合の金銭的ダメージはかなり大きいと身をもって実感いたしました。お恥ずかしい話、辞める前の私は当面の生活費として、家賃と光熱費、食費の範囲で位でしか見積っていませんでした。。(適当過ぎ)

・国民年金・国民健康保険・住民税

年金・保険の切り替え作業は言わずもがな、上記の3点は生活費にプラスして考えなければいけませんでした。

お金の知識は必要だった。

 新卒からずっと働いていたのに、如何に自分がお金について様々な事柄で全くの無知、且つ無頓着であったか、張り手をされたかのようにハッとした経験でした。遅ればせながらですが、お金について考える良い機会になりましたのでこれは良い経験となりました。特に私の場合には、会社で企業型確定拠出年金に加入していたものの、全く活用していなかった事への後悔があります。何故もっとあの時に真剣に調べておかなかったのか、、!こういう所だぞ自分っ!と心の内で何度か悪態をつきました。

 これから会社を辞めてフリーランスになる方、会社から離れてゆっくりと過ごそうと計画されている方等におかれましては、税金の支払いと言う、あまりに現実的で容赦の無い事象に想像よりも多めにショックを受ける可能性がありますので、心の準備だけはしっかりとお願いいたします。

 

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